2型糖尿病の合併症のなかでも、三大合併症と呼ばれるのが「腎症」「神経障害」「目の病気」です。
 

これらは糖尿病になってから時間をかけて進行していく、慢性合併症といわれる病気です。
心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす動脈硬化症も慢性合併症に含まれます。

 

2型糖尿病の合併症には、こうした慢性のものとは別に、「急性合併症」といわれるものもあります。
急性合併症は、急激に身体に異変をきたし、すぐに命を落としかねない危険なものです。

 

急性合併症のなかでも、気をつけておきたいのが糖尿病性昏睡で、
そのひとつが「ケトアシドーシス昏睡」です。

 
 
糖尿病になるとインスリンの作用が不足し、糖をエネルギーに変えることが難しくなります。
代替エネルギーとして体内の脂肪やたんぱく質が使われ、
その際、ケトン体といわれる酸性の物質が血液中に大量に出ます。
 

すると血液が極端な酸性になり(ケトアシドーシス)体内における糖代謝が障害され、
エネルギー産生が低下し細胞機能が低下します。
 
脳細胞も障害され、昏睡状態に陥ってしまうのです。

 

高血糖性昏睡では、もう一種類の「非ケトン性高浸透圧性昏睡」にも気をつけなければなりません。
これはインスリン分泌が比較的保たれている糖尿病患者さんが脱水、外科手術、輸液などによって
誘発される病態で高齢者におこりやすいといわれています。
 
脱水症状から浸透圧と血糖値が急激に高まり、昏睡状態に至ります。
 
インスリン治療を行っていない糖尿病患者にもよく見られる症状で、
脳卒中と思われてしまうことがあるので注意が必要です。

低血糖でも起こる昏睡があります。
糖尿病の治療でしっかりと血糖をコントロールしていても、昏睡を引き起こしてしまうことがあります。
 

それが「低血糖性昏睡」です。低血糖性昏睡は、血糖コントロールをしっかり行っている人ほど、
発症しやすい症状です。
 
薬を飲んだり、インスリン注射によって血糖をコントロールしていると、
普段よりも食事の量が少なかったり、運動量が増えた時、血糖値が必要以上に下がってしまいます。
 
すると、意識がもうろうとし、体が冷たくなり、発汗して、意識を失ってしまうのです。

 

低血糖状態では、昏睡まで至らなくても体がだるくなったり、
おかしな行動や言動を取ってしまうことがあります。 

気をつけなければならないのは、その状態でも本人はしっかりとした意識を持っていると思っている点です。
 
そのため、他人に行動や言動を指摘されても、それを認識できないことが多いのです。
 
こうした状態のまま車の運転や水泳などを行うと、非常に危険です。

 
もし糖尿病と診断されていて、行動や言動がおかしいと指摘される場合には、
低血糖の症状の場合も考えられるので、すぐに医師に相談するようにしましょう。

血糖コントロールをしっかりと行っている人は、運動量や食事量、食事の時間に、
しっかりと気を配る必要があります。
必要であれば、激しい運動の前に適量の糖分を補給しておくようにしましょう。

 

急性合併症や急性感染症には、命にかかわる非常に危険なものも多くあります。
普段から食事や運動に気を配った生活を営むことが、糖尿病予防の第一歩なのです。

 

2型糖尿病は、検査結果で糖尿病と指摘されても、殆どの人はそのままにしてしまうか、

初めは気をつけていても、すぐに元の生活になってしまう人が殆どですが、

糖尿病の合併症が進みだすと治療は本当に大変です

 

合併症が腎臓まで到達してからでは取り返しが付かなくなります

糖尿病の合併症で腎臓まで悪化させてしまい、人工透析を受け始める人は毎年1万人以上います

そうなってから泣いても仕方ないのです

そうなる前にきちんと対応することが大事だと言えます。

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